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素材について
薺 nazunaの製品は主に古布を使っています。
昔、寝具に使われたと言う藍染めの布を初めて手にした時、
その柔らかな手触りや藍の美しい色落ち具合に、
私はすっかり魅せられてしまいました。
艶やかな染めや刺繍の絹の着物地も素敵ですが、
素朴でいながら粋で、凛とした美しさを持つ木綿の魅力を存分に生かせる
物作りが出来ればと思っています。
縞、格子、算崩し、更紗、藍染め、型染め、印判、酒袋、上布、ちりめん、
リネン、インドネシアのモール裂、唐木綿、しな布、蚊帳布・・・
古布はどれも少しずつです。
丁寧に織られ大事に使われてきた古裂や古布は、
手縫いの方がほっくりした風合いや柔らかさが出るのです。
酒袋など極厚手のものは一部ミシンを使う事もありますが、
薺 nazunaのおしなものは一針一針手縫いです。
そして、リネンやヘンプ、帆布、木綿などの新しい布は、
何度も洗って水をくぐらせ、
柔らかでくったりした風合いを出したりしています。
留め具のこと
留め具や爪の主な素材は桜や黒檀です。
一つ一つ木材から掘り出して作ります。
多少歪んだり、いびつだったり、大きさも形もまちまちだったりします。
大きな節のあるものは、あらかじめ穴を開けて
木釘を打ち込んだりもしています。
もう一つ、古竹も留め具に使っています。
明治以前の古い物です。
留め具は全て未塗装です。
仕上げには桐油、または自然素材だけで作られた
木製品専用のワックス(ドイツtapir社)を塗布してあります。
その他
ビーズは山岳民族の手作りのアンティーク・ビーズや、
アフリカやヨーロッパの交易で使われたトレード・ビーズなど。
珊瑚、ターコイズ、ラピスラズリなども使用しています。
紐は絹の組み紐や、イタリアン・レザー、ワックスコードなど。
持ち手には山葡萄の蔓を編んだものや、サドルレザー、ブライドル・レザー。
どれも使い心地の良いものを選んでいます。
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